ランドスケープ・造園業界情報はインタラクション
新聞・出版事業 展示会・イベント事業 ランドスケープ・造園業界の環境イベントと展示見本市はインタラクション
サイトマップ
環境緑化新聞・インタラクションの出版物
環境緑化新聞
環境緑化新聞について
誌面サンプルイメージ
環境緑化新聞35年のあゆみ
環境緑化新聞 緑風
エッセイ「世のうちそと」
ご購読お申し込み
弊社出版物
定期出版物
刊行書籍
映像関連商品
ご注文について
ご注文リストを見る
特定商品取引法に関する記載
世のうちそと

 天皇退位のサブストーリー?皇居の緑保全も忘れないで

崩御でしか皇位継承は出来ないというのだとしたら、それはおかしいことだ。天皇御本人がビデオで「次第に進む身体の衰えを考慮する時、全身全霊をもって象徴としての務めを果たしていくことが難しくなるのではないかと案じています」とメッセージで表明されている。高齢は間違いない。生体である人間には、老病死が避けられない。生き物の宿命だ。政府はどう対応するのだろうか。この種の問題は厳格に事を進めなければ隙を衝かれる。さりとて厳格一辺倒で推しきれば、血が通わない無機質そのものになる。まさしく人間天皇と皇室の問題なのだから、御本人がお望みである譲位を一日も早くかなえてさしあげたい。摂政は否定している。これも賢明な言葉と考える。国民の9割が退位を望んでいるという。憲法云々以前に皇室典範を改定以上に、シンプルに進めるのがいい。
おそらく公にされていない数字があるのだろう。そうであれば、物事はそう単純に進まない。一例として、天皇制は廃止しろと行った意見などである。世の中にはいろんな人がいるから意見も多様になる。例えば国で見るかぎり日本のような象徴天皇制を採用しているのはわが国だけだ。特殊な国といってもいい。天皇制不要を考える人たちが35%いるというデータが明らかになれば、戦後71年どころか、古代から営々と続いてきた日本の歴史が根底から崩れてしまうことになりかねない。寛容な心と理解が必要だ。
果たして天皇一家と皇族の方々は幸せな日々を送られているのであろうか?少し気がかりになる。平成天皇両陛下のご努力で象徴という意味が国民にも理解を得ることができるようになった。が、国民が考えるほど幸せではない境遇に思えてしまう。現人神から人間天皇となって、国内はもちろん、サイパンや硫黄島への慰問の旅。傍目にはいろいろ旅ができていいなと思う人もいるだろうが、おそらくそんなことではないはずだ。決して物見遊山やレジャー気分ではないはずだ。自由はないのだ。ご自分の意志では退位もままならず、街へ出掛けて居酒屋で一杯やることもできない。震災が起きれば現場にかけつけ被災者を励ます。国民にとっては何にも増して勇気づけられる存在のはずだ。しかもその目線は飽くまでも正面まっすぐであり、真摯な行動、差別なんて微塵もない。素晴らしいの一語に尽きる。
そこで素朴な疑問を一つ。急ぎ生前退位が実現されたとして、今の住みかはどうなるのだろうか。明け渡さなければならないのだろうか。京都御所にお帰りになるのか、いずれかの御用邸におさまるのか、ちょっと気になるところである。
お住まいの皇居は、英国のケンジントン広場と比べても4倍以上になる。広い。
半世紀前以上の話になるが、この緑の豊かな皇居を再開発して、経済特区にすればいいという論があった。一流の識者にしてそのような発言をして平気だった。今はどうだろうか。むしろ皇居の緑はますます貴重であることは理解されているだろうか。緑の環境、これをを守ってこそ日本ということにならないか?日本人も変わったのである。緑を大切に考える人々の聖地になったことで世界中から尊崇される国になった。昭和天皇に続いて現天皇もまた、ことさらにみどりに理解をお持ちだ。全国植樹祭といった行事には必ず両陛下でご出席されていることからもうかがい知られる。緑に関係することは、生前退位の報道が過熱気味で肝腎の視点が抜け落ちている。緑の話題も大事なサブストーリーと考えて敢えて一言記してみたい。

( 2016/09/02 )

前のページ ( 5 / 99 ) 次のページ
ページの先頭に戻る
 
 
定期出版物ご紹介
環境緑化新聞
自然環境データBOOK
ECO-GREENTECH2007
LANDSCAPE&GREENERY
刊行書籍一覧
近刊書籍のご案内
環境ブックセンター
イベント・セミナー案内
ECO-GREENTECH
日比谷公園ガーデニングショー
主催・開催セミナー
 

環境緑化新聞 | 定期出版物 | 刊行書籍 | 映像関連商品 | 日比谷公園ガーデニングショー | エコ・グリーンテック | サイトマップ
会社概要 | 中国市場事業支援活動 | 社会貢献活動・NPO活動 | みどり提言賞のあゆみ | 環境緑化海外視察ツアー | バイオ-ステイク

copyright (c) Interaction Co., Ltd. All Right Reserved