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 ウクライナは燃えているか?

ウクライナの復興資金は100兆円を超えるらしい。どなたが資金を調達するのだろうか。
オリバー・ストーンがプロデューサーの「ウクライナ フアイヤー」のドッキュメンタリーを見た。ロシアがウクライナに侵攻した約10年前から始まる記録である。アメリカはこれを発禁とした。が、オリバー側はユーチュウブに開放し日本でも字幕付きで誰でも見ることができる。
 戦争は出し抜けに理由もなく起こるわけではない。もしプーチンが侵攻の決断をしなかったら彼は、暗殺されていただろう。熟慮に熟慮を重ねた末に侵攻に踏み切るしかなかった。なぜならウクライナ軍はロシア人15000人を虐殺していたのである。戦争の発端を遡って考えれば、アメリカをはじめとするNATO側も相当悪いと言える。もちろん、西洋の事情に疎い日本人がこの映画をみても実際にはよく理解できない場面は多々ある。日本はロシアの暴挙、ウクライナの正義に加担し、国会でゼレンスキー大統領に演説の場を持った。日本はアメリカ側に着いたのである。その結果北方領土もサハリンも返還される道は閉ざされたと思う。映像に当時からロシア大統領だったプーチンやアメリカ大統領になる以前のバイデンの顔も映し出されている。みんな突如として力を持つ人物になるわけではない。時間と歴史というものを気付かせてくれた瞬間だった。
多くの人物が次から次へと自分の意見を披瀝し、少しずつ背景にある闇が明らかになっていく。巨匠の手にかかるとおおいにスリリングな展開になっている。でも3部作を見終わってもすっきりとはしない。すべてが謎のまま残ってしまう。だれもが嘘をついているわけではない。すべての人が真実を話しているが、結果としてはウソニュースの範疇に組み込まれてしまう。
ロシアのウクライナ侵攻は真実を突き止めることは不可能に近い。ジャーナリストや評論家が戦争の事実をどのように書こうとも、そして映像があったにしても100%明らかにするのは無理なのではないか。ましてやテレビや新聞をはじめとして、さらに新しいメディアを駆使しても上手の上から真実がこぼれていく。もはや真実の報道遠ざかっていくばかりのような気持になった。

( 2022/07/07 )

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