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恐怖の大王、去らず
「ノストラダムスの大予言」(祥伝社)を書いた作家、五島勉さんが6月亡くなっていた。享年90歳。この本は1973年7月発売された。売れに売れて250万部を記録した。 そしてこの「大予言」シリーズは1999年まで10冊刊行された。当然予言が外れてからは出版されていない。 〈1999年の7の月、空から恐怖の大王が降ってくる〉の一節が�狄洋猝破喚瓩魄甜┐靴燭里函∪さ�末の世相が重なった。核や環境汚染による人類破滅の警告として日本人を不安に陥れたのだった。その運命の日は何ごともなく過ぎてしまい、そのために「ずいぶんバッシングを受けました」と五島さんは話している。 五島さんとしては本の巻末に「いろんなことに目を向けることで人類には望みもある。備えさえしっかりやっていれば大丈夫だ」と書いた。でもそこはマスコミにはスルーされて話題にならなかった。 もし、そこの箇所が今年2020年の7月に記されていたどうだろうか?まさしく新型コロナウイルスに翻弄されているいまの世界そのものズバリではなかったか?再度ベストセラー間違いなかったはず。ノストラダムスは16世紀の人、占星術師で医師でもある。 彼は400年前の人である。そのかたの予言である。20年くらいの誤差なんて大した話ではない。地球温暖化や新型コロナウイルスの吹き荒れている今は本当に地球が滅亡する前兆なのかも知れないのだ。 本誌「環境緑化新聞」が創刊されたのは1973年7月15日だった。期せずして五島大予言本が発刊された同年同月である。まあ、それだけのことなのだが。ここまで書いて、気まぐれにグーグルをググると、苦労して書いたことのほとんどが記されていた。「週刊文春」を買うまでもなかった。恐るべきグーグル者。編集者もまた、何を書けば独自性を発揮出来るのか。今の世の中これもまた「恐怖の大王」でしかない。
( 2020/08/15 )
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