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カウリの巨木
森の神といわれる「カウリ」の巨木は見たでしょうか?ニュージーランドの北部には世界最大級とも言われる巨木のもりがある。ナンヨウスギ科の植物で、高さは最大で50�叩�胴回りは16�叩⊆�齢は2000年を超える。胴回り16�辰箸い┐弌�大人10人がかりで囲えるサイズだ。 トップ2はご存知でしょうか?「森の神」タネ・マフタと「森の父」テ・マツア・ナへレだそうです。知りませんでした。造園家の皆さんなら常識でしょうが。 タネ・マフタは日本の屋久杉と姉妹木協定を結んでいることで知られているそうですが、これも知りませんでした。 わが家の近くにも樹齢2000年を超える神社があります。新年に限らず、折に触れて参内します。本州最大の巨木というのがウリです。社新しく整備され熱海観光の人気スポットです。大楠は幹回り大人10人の手つなぎを超える大樹ですが根は川辺に立ち、台風が強ければ川下へ滑り落ちそうな風情、平原に屹立するタネ・マフタとはいきません。一周回れば一歳若返るというのが言い伝えで、何周もまわる人もいるようですが、ご愁傷さまです。霊験新たという話は聞きません。騙されたと訴え出る方もおりません。 わが友長岡弘志さんは語ります。「空高いタネ・マスタの樹冠には昆虫や小動物、植物など300種類以上の生物が棲む小宇宙があり、外科医に住む人間はなかなか気が付かないのだ」といいます。 多様な生物のコミュニティを「森の父」が千年以上を支えているのです。 新年となりますと、富士山の初日の出を映したり、東京の空からの街並みを中継したりします。昔の甍の波と違って汚れた風景が広がります。ビルの巨大さは、カウカをはるかに超えます。建築家には「せめて屋上だけでも大地に戻そう」という発想はないのでしょう。
( 2019/01/15 )
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