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卯月のサクラ
日本のサクラが全滅の危機が叫ばれて久しい。すでに7年前から、伐り倒すしかない。カミキリムシが猛威を振るっているというのだ。そうなれば、春の味わいも大きく変わっていくに違いない。伊豆の河津さくらも人気がある。それが今年は少し劣化した姿に見えた。町では経済効果300億円。この観光資源を失うのは大変な痛手だろう。 川ぞいに一直線に咲き誇る景観がいいのであって、今度は街中に四�舛離汽�ラ道を作るといっても時間も足りない。ましてや観光客が大勢やってくるには課題が多過ぎる。 巨大危機と言えば列島を襲う異常気象があげられる。深刻化する地球温暖化は未知の気象災害の恐怖を伴う。局地的豪雨、爆雷による山火事も激増している。サクラの危機は気象災害の恐怖だけでなく虫もまた油断ならないのだ。青梅の梅も虫のせいだった。これもほとんどの木が伐採の憂き目にあったのだ。あらゆる世界で油断はできない。 世界で起きている出来事は今の先に環境が激変したときに、どうすべきかを教えてはくれない。自分の欲しいものが何なのか説明できないし、イメージもできない。復活をみないうちに、正常な思想が消えないうちに人類は壊滅すると言った方がいいのか。何に向き合って生きるのか。 春になれば、桜前線が話題となり花見の記事が溢れる。いまや中国人は日本で花見をすることに日本人が想像する以上に憧れているらしい。それで大挙して花見見物にやってくる。サクラの原産地はどこだという論議も盛んだ。「世界三大サクラの都」と称される武漢大学の呉さんは「野生のサクラは人類誕生以前に今の朝鮮半島から日本列島に拡散しており、「どの国が起源」と論じるのは野暮であること、現代的な「栽培用サクラ」は日本に源があると述べている。 さくらの起源を尋ねることはさほど大事なことではない。
( 2018/04/15 )
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